8月は「手取り足取り!中継リポート超特訓!」

September 15, 2017

「原元美紀の女子アナワークショップ」8月は、「手取り足取り!中継リポート超特訓」講座でした。
 
今回も全国から現役アナウンサーが参加してくれましたが、最近嬉しいのは、アナウンサーだけではなく女性ディレクターさんや記者さんも学びに来てくれることです。(写真は掲載OKの方のみ)

 

自分自身の顔出し中継リポはもちろん、演出の参考にしたいと嬉しいことを言ってくれます。

 

 
さて、タイトルに「手取り足取り!」と謳っている通り、マイクの持ち方や歩き方、振り向き方といった初歩的なことから指導をしました。
 
実は、私がTVを見ていても、「え!?こんなことも知らないの?」とびっくりする振る舞いを見せるリポーターがいます^^;
 
・マイクってどの辺を持つの?
・どっち手で持つのか決まりはあるの?
 
など、案外、現場や新人研修で習っていないものなんですね。
  
また、記者とリポーターは求められているコトが違います。

コメントに○○の存在を入れ、今回は「リポーターらしい表現」にこだわりました。
 
  
そして、カギは導線!
 
生中継リポートは編集できるリポートと違って、本番一発勝負!
  
カメラワーク×コメント×リポーターの動きが流れるようでなければなりません。
 
 
そこで、昨年同様、カメラマンの方をお招きし、カメラワークを意識した特訓をしました。
中継システムについて、まずはレクチャーしていただきました。

 

  

最近は大規模な中継よりも、携帯電話を使った簡易システムを使う現場も増えました。 
中には女子アナが1人でスマホ中継!というのも見かけます。

それぞれのシステムの違いを知らないと、ディレイという「時間差」にうまく対応できません。

 

また、カメラマンとの打ち合わせでは、コミュニケーション能力も大切です。


「こんな内容にしたい」「これを映して欲しい」「こんな導線にしたい」など自分の希望を伝えたり、カメラマンのアイデアをもらったりしてベストなものを作り上げるのです。
 
 
さあ、いよいよ実践です!
 
まずは、「潜入リポート」。
 
部屋にリポーターが入って来て、何をしているところなのかを紹介するという基本形です。
2人がチャレンジしてくれました。

 

 

とりあえず、必要な情報は伝えてくれたのですが…、真面目な感じで終わってしまっのが残念。
 
目についたものだけを描写しても「面白み」が伝わりません。
リポーターなら現場のなにが「面白い」のか、どう演出したらそれが伝わるのかを考えなければなりません。

それが決まると構成やコメント、テンション、振る舞いがイメージできるはずです。
 
私もこれが情報番組だったらこんなノリですよとちょっとバラエティーノリの「講師見本」をやりました。

 

   

違いを見てもらった後は、参加者全員で実習です。
 
自分でネタを探し、構成を考え、カメラワークを相談し、時間内に収まるかリハーサル、そして本番。

 

 

スタジオとの掛け合いも想定し、私が質問し、アドリブで返してもらいました。
 

 
撮影後、プレビュー&講評です。

どこがダメだったのか、どう直せば良くなるのか、一挙手一投足にアドバイス。

 


うまくいかなかった人は…
 
・動きがコメントと会っていない
・動きにメリハリがなく全体的にダラダラしてしまった
・目の前のものをただ順番に喋っている
・話そのものに起伏(ストーリー)のない
・カメラで映せないコトについてコメントしてる
 
成功した人は、
・なせココで中継をするのか目的がわかっている
・ちゃんと自分がどう映っているのか映像がイメージできている
・カメラワークに無駄がない
など
 
 
終了後こんな感想が寄せられました。
 
「素の時間を作らないためにどうしたらいいか、カメラマンの方が撮りやすい喋りとは、など大変勉強になりました。」
 
「『画面映え』をもっと意識した動きやボキャブラリーを身につけることを普段からもっと心掛けます。」
 
「つい欲張って内容が散漫になってしまうことがあるので、視聴者の方も同じ気持ちで共感できるようなタメやストーリーを意識したいです。」
 
「プロフェッショナルのカメラマンさんに撮っていただきながら、映像の作り方やタイミングについても学べて
本当にありがたかったです。」
 
「中継ではないのですが、今日のロケで構成を意識してやってみました。前よりも現場で物を見る視点が変わったような気がします。」
 
 
中継リポートは本番一発勝負だからこそ、その人の持ち味が発揮されます。
 
中継の面白さを感じてもらえたようなので、苦手意識のあった人もこれからは楽しんで取り組んでもらえそうです。

 

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